弊社製品の「銘醸」
こちらが7月1日製造分から大豆の農家さんが変わり、今回は取材を兼ね「ふじたたすく(藤田匡)」さんの農場に伺ってきました。
藤田さんの以前の記事はこちら
今回は前回のお話とは別に根粒菌のお話
根粒菌とは大豆等のマメ科植物に根粒を形成する菌です。
そしてこの菌は空気中の窒素を大豆が取り込めるようにしてくれるとっても大切な菌です。
7月中旬ですが既に根粒菌がつき始めています
一見どこの大豆畑でも同じかと思われるかもしれませんが実は中を見ると・・・
ピンク色!
これは根粒菌が元気な証拠
肥料をたっぷりまいてしまう畑だと根粒菌がやる気をなくし中が白くなってしまうんです。
そんな肥料たっぷり畑の大豆は自分で栄養を探さなくてもよいので根も伸びません。
そうなると・・・
一見葉はモサモサですが根は貧弱のメタボ状態、自然の菌とも共生しなくなるので
少しの天候不順であっという間に不作になってしまいます。
メタボでない健康な葉っぱは淡い緑色
ふじたさんの大豆は従来の慣行農業のように天候が恵まれた時に豊作になることもないのですが
天候不順でも不作に陥ることがない自然に寄り添った形の農法です。
次回はふじたさんの農業での知見をお伝えします。