前回は北海道、藤田さんの畑の大豆のすじまきについてのお話でした。
今回はその続き
大豆の種をまくとき通常は日本の機械で列になるようにまくのですが
こちらではヨーロッパの機械で広くまいているんです。
日本とヨーロッパの機械で何が違うのかというと
種を埋める土の深さをかなり正確に均一にできるんです。
実は種にとって土の深さは極めて重要!ほんの1cmの違いが発芽のタイミングを大きくずらすんです。
発芽の不揃いの埋め合わせに、肥料や農薬を多くことを
農業国の最新の機械を使うことで回避しているんです!
藤田さんは機械観についてこう語ります。
「確かに昔ながらの機械を使うことで、皆さんに親しみを感じてもらうことは出来ると思います。
でもその代償に、土や大豆により多くの肥料・農薬を使わないといけないなど、無理を強いることもあるかと思います。
最新の機械を使うことで、畑自身をより自然な状態に近づけていきたい
私は、そんなことを考えています。」
次回は藤田さんの肥料についての取り組みのお話をしたいと思います。