昨日洗って水に漬けておいた米に麹菌を付ける作業がいよいよスタートします。
生のままの米だと麹菌は育たないので水を切った米を蒸していきます。
上から蒸気が吹き出ているので火傷に注意
うるち米を蒸かすことはご家庭で少ないと思いますが麹菌を育てるためには必須!
うまく麹菌を育てるコツは「蒸米を外硬内柔に」なんていわれたりします。
意味として、
外硬は、表面がベタつくと蒸米同士くっついてしまい、きれいにほぐれずに、麹菌がつかない面が出たり、
麹菌が蒸米の中に練り込まれてしまって発芽出来ないため、表面が固く、よくほぐれてサバサバした蒸米がいいといった意味合いです。
内柔は、ちゃんと蒸米に水分があるという意味合いで、カリカリになって、水分がないとやっぱり麹菌が上手く育たないです。
さて蒸し上がった米はなるべく早く冷ましてあげます。
八重原のお米はコシヒカリ!他の種類のお米より粘りやすいので大変・・・
そしていよいよ種付け!
この麹菌はとてもお味噌に向いている麹菌!
お米1粒1粒に麹菌を付けてあげられました。
この後、蒸米が冷たくならないように保温してあげました。
これから40数時間は味噌づくりで最も神経を使う時間、頑張ります!